星辰のことわり
星辰のことわり | 編集 | ||
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『星辰のことわり』という 古い手記だ。 | |||
私は 考えていた。自らの周りにあるモノを いかに片づけ 整理するかを……。生きることは すなわち 日々増えゆくモノとの戦いである。 |
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苦悩の中 私は ふと夜空を見上げた。 そして 幾千の夜 あまたの星のきらめきの中 変わらぬ ひとつの法則に気づいたのだ。 |
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不変の関係性をもちながら 天をめぐる星々。 私は その法則から導かれた術を 愛用のツボに施してみることを 試みた。 |
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何度かの試作を経て それは成功した。 ツボの中に 無限ともいえる空間を構築したのだ。 それは いうなれば 小さな宇宙である。 |
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このツボならば 万物をしまうことができよう。 天かける星々より 導かれたこの法則を 私は 星辰の摂理と名づける。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
王都カミハルムイ南 | 古書店 | G-3 | 本 |
- 最終更新:2015-01-05 15:51:11