さまよえる錬金術師
さまよえる錬金術師 1巻 | 編集 | ||
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『さまよえる錬金術師 1巻』という 分厚い本が 置いてある……。 |
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この本は 読むのに かなりの時間が かかりそうだが 今 読んでみますか? |
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○○は 『さまよえる錬金術師 1巻』を 読み始めた……。 |
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あれは ひどい 雨の日のことだった……。 いまだ 年若き修道士だった私は 巡礼のため 世界中を 旅していた。 |
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突然の雨から 逃れるため 大きな樹の根元へ 駆け込んだ私は 先客に気づいた。 それが 謎めいた人物との 出会いだった |
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さすらいの錬金術師 □□と名乗る その人物は 雨があがるまでの間 退屈しのぎにと その奇妙な生涯の ほんの一部を聞かせてくれた。 |
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これから書く物語は すべて □□から 聞いたものである。 その長い旅は サザミレ草原から 始まった…… |
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ムービー『目覚めればナルビア』 | |||
このとき……□□は 自分の身に 何が起きているのか わからなかった。 |
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故郷 エテーネの村が 魔物におそわれ 自らも あわや 命を落とさんという瞬間 ……気がつけば サザミレ草原にいたという。 |
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生まれ故郷の エテーネの村へ 帰りたい。 その願いだけを抱き □□は 近くにある町……ナルビアの町を目指した。 |
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ムービー『錬金術師イッショウ』 | |||
イッショウという この男と 出会わなければ 自分の人生は まるで違ったものになっただろうと □□は 語った。 |
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イッショウの娘 リリオルのため □□は メラゾ熱のクスリの 錬金を試みる……。 |
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ムービー『リリオルを救え』 | |||
こうして……さすらいの錬金術師 □□は イッショウのもとで 錬金術の修行をしながら 故郷 エテーネの村を 探すこととなった……。 |
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『さまよえる錬金術師 2巻』へ つづく | |||
マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
ナルビアの町 | 民家 | B-5 | 本 |
さまよえる錬金術師 2巻 | 編集 | ||
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『さまよえる錬金術師 2巻』という 分厚い本が 置いてある……。 |
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この本は 読むのに かなりの時間が かかりそうだが 今 読んでみますか? |
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○○は 『さまよえる錬金術師 2巻』を 読み始めた……。 |
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イッショウの釜をゆずられた □□は 町の冒険者たちの チカラを借りて めずらしい錬金素材を集め ウデをみがいた。 |
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そして サザミレ草原の西 ポルネア山にある 白 灰 黒の 3つのほこらに挑み 閉ざされていた道を 切り開いていった……。 |
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ムービー『白のほこらを突破せよ!』 | |||
白のほこらでの 戦いの末 アームライオンを倒した □□は 次に 灰のほこらへと 進んだ。 |
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ムービー『灰のほこらを突破せよ!』 | |||
灰のほこらの セルゲイナスは アームライオンをも上回る 強敵。 だが □□は 激闘の末 これも倒した。 |
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ムービー『黒のほこらを突破せよ!』 | |||
黒のほこらの守護者 ゴールドマンには さしもの □□も 苦戦を強いられたが あきらめず戦いぬき 勝利をつかんだという。 |
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3つのほこらを守る 3体の おそるべき魔物…… 激しい戦いは 錬金術師としても 冒険者としても □□を 成長させた。 |
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最後の 金のほこらの向こうに 待つものへの 期待に胸をふくらませ □□は 金のほこらのカギを 錬金した……。 |
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ムービー『バルザックの錬金釜』 | |||
金のほこらの守護者 バルザックとの死闘は 永遠に続くかとさえ思われた。 □□も 何度も 死を覚悟した。 |
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やがて 金のほこらに 静寂が訪れる……。 無数の錬金術師の 生命とチカラを奪った魔物 バルザックは □□の前に 敗れたのだ。 |
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□□は バルザックが守っていた 最後の扉を 開いた……。 |
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それは まさに □□にとって 運命の扉だった……。 |
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『さまよえる錬金術師 3巻』へ つづく | |||
マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
スレア海岸 | イッショウの家 | C-6 | 本 |
さまよえる錬金術師 3巻 | 編集 | ||
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『さまよえる錬金術師 3巻』という 分厚い本が 置いてある……。 |
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この本は 読むのに かなりの時間が かかりそうだが 今 読んでみますか? |
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○○は 『さまよえる錬金術師 3巻』を 読み始めた……。 |
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強大なる魔物 バルザックを倒した さすらいの錬金術師 □□は 金のほこらの 閉ざされていた扉を 開いた……。 |
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扉の向こうに 広がっていたのは □□が 夢にまで見た 懐かしき故郷の風景だった。 |
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□□は 走った。 とうとう 生まれ故郷の エテーネの村へ帰れる。 (兄弟姉妹)の ○○にも会えるのだ……! |
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しかし……! | |||
ムービー『エテーネの村へ……』 | |||
たどり着いた その場所は エテーネの村。 だが……□□の 知っている故郷とは どこかが 違っていた。 |
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おかえりと 自分を 迎えてくれる者はなく (兄弟姉妹)の姿も どこにもない。人々は なぜか □□のことを 村の救世主と呼んだ。 |
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とまどう □□は エテーネの村で 村人を導いている 巫女…… 懐かしき アバの名前を耳にした。 |
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アバは 今 継承の儀式を行っているという。 □□は アバの従者 チャツカに頼まれ 儀式を終わらせるため ふしぎな豆を 錬金した。 |
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ムービー『アバさま 復活す』 | |||
アバと □□を 残し 村人たちは 去っていった……。 |
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ようやく 再会した 懐かしい名前の人物…… カメさまから お告げを授かり エテーネを導く 巫女アバは なんと 幼い少女の姿だった。 |
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あまりのことに 呆然とする □□に 幼いアバが 話しかけたきた……。 |
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ムービー『時を渡る想い』 | |||
幼いアバによれば □□は なんと 時を渡り 過去のエテーネの村へ 来たというのだ! |
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……長い語りを終えると □□は 深いため息をついた。私は 思いがけない結末に すっかり 混乱してしまった。 |
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時渡りの術などというものが 存在するとは とうてい 信じられない。 だが □□は 真実だと言い張った。 |
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過去のエテーネの村へ 着いてから ずっと □□は 元の時代へと戻る方法を 探して さまよい続けているのだ……と。 |
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それで 戻る方法は 見つかったのか? と聞くと □□は さみしそうに笑い すっと 空を 指差した。 |
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雨あがりの空には 美しい虹が 現れていた。 私が 虹に 見とれていた 一瞬の間に さすらいの錬金術師は 姿を消していた……。 |
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あの 雨の日に出会った 錬金術師の話は 本当に 起きたことだったのか。 □□とは いったい 何者だったのか。 |
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私は 今でも 雨の日がくると さすらいの錬金術師 □□の あの さみしげな笑顔を 思いだすのだ……。 |
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『さまよえる錬金術師』 おしまい | |||
マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
孤島の修道院 | E-4 | 本 |
- 最終更新:2017-11-29 03:29:21