さまよえる錬金術師 3巻

さまよえる錬金術師 3巻 編集
『さまよえる錬金術師 3巻』という
分厚い本が 置いてある……。
この本は 読むのに
かなりの時間が かかりそうだが
今 読んでみますか?
○○は
『さまよえる錬金術師 3巻』を
読み始めた……。
強大なる魔物 バルザックを倒した
さすらいの錬金術師 □□は
金のほこらの 閉ざされていた扉を 開いた……。
扉の向こうに 広がっていたのは
□□が 夢にまで見た
懐かしき故郷の風景だった。
□□は 走った。
とうとう 生まれ故郷の エテーネの村へ帰れる。
(兄弟姉妹)の ○○にも会えるのだ……!
しかし……!
ムービー『エテーネの村へ……』
たどり着いた その場所は エテーネの村。
だが……□□の 知っている故郷とは
どこかが 違っていた。
おかえりと 自分を 迎えてくれる者はなく
(兄弟姉妹)の姿も どこにもない。人々は なぜか
□□のことを 村の救世主と呼んだ。
とまどう □□は エテーネの村で
村人を導いている 巫女……
懐かしき アバの名前を耳にした。
アバは 今 継承の儀式を行っているという。
□□は アバの従者 チャツカに頼まれ
儀式を終わらせるため ふしぎな豆を 錬金した。
ムービー『アバさま 復活す』
アバと □□を 残し
村人たちは 去っていった……。
ようやく 再会した 懐かしい名前の人物……
カメさまから お告げを授かり エテーネを導く
巫女アバは なんと 幼い少女の姿だった。
あまりのことに 呆然とする □□に
幼いアバが 話しかけたきた……。
ムービー『時を渡る想い』
幼いアバによれば □□は なんと
時を渡り 過去のエテーネの村へ 来たというのだ!
……長い語りを終えると □□は
深いため息をついた。私は 思いがけない結末に
すっかり 混乱してしまった。
時渡りの術などというものが 存在するとは
とうてい 信じられない。
だが □□は 真実だと言い張った。
過去のエテーネの村へ 着いてから ずっと
□□は 元の時代へと戻る方法を 探して
さまよい続けているのだ……と。
それで 戻る方法は 見つかったのか? と聞くと
□□は さみしそうに笑い
すっと 空を 指差した。
雨あがりの空には 美しい虹が 現れていた。
私が 虹に 見とれていた 一瞬の間に
さすらいの錬金術師は 姿を消していた……。
あの 雨の日に出会った 錬金術師の話は
本当に 起きたことだったのか。
□□とは いったい 何者だったのか。
私は 今でも 雨の日がくると
さすらいの錬金術師 □□の
あの さみしげな笑顔を 思いだすのだ……。
    『さまよえる錬金術師』 おしまい
マップ 部屋名 座標 種別
孤島の修道院   E-4

  • 最終更新:2022-12-28 01:30:40

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード