はじめての友達
はじめての友達1 | 編集 | ||
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『はじめての友達1』という本だ。 | |||
それは ある 晴れた日のこと。 大きな森にすむ トンブレロのトンちゃんは 森の学校に 通うことになりました。 |
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はじめての通学路 笑顔を浮かべ 友達と語りあう たくさんの生徒たちの姿を見て 自分にも あんな友達ができたらと 胸をおどらせました。 |
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この学校で たくさんの友達を作ろう! トンちゃんは そう決心するのでした。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
第一本校舎 | 2階 図書室 | C-4 | 本 |
はじめての友達2 | 編集 | ||
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『はじめての友達2』という本だ。 | |||
友達を作るためには どうすればいいだろう? まだ見ぬ友の顔を 想像しながら トンちゃんは 色んなことを 考えました。 |
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一緒に 砂遊びがしたくて 思いっきり サンドブレスを はきました。 みんな 砂まみれになってしまいました。 |
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オニごっこに加わりたくて 思いっきり かけよったことも ありました。 トンちゃんの キバがささって 大変でした。 |
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トンちゃんは 友達を作ろうと いつも 一生懸命でしたが 空回りばかり……。 友達は いつまでたっても できないままでした。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
第二本校舎 | 2階 錬金室 | F-6 | 本 |
はじめての友達3 | 編集 | ||
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友達ができず 途方に暮れていたトンちゃんが あきらめかけていた頃 ピッキーの男の子 ピーちゃんと 出会いました。 |
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ピーちゃんは いつも 周りの誰かのことを 気にしていました。周囲の顔色を うかがっては 自分のしたいことも できずにいたのです。 |
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ピーちゃんは トンちゃんの素直な行動力を うらやましく思っていました。 それは 自分にはない 強さでした。 |
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一方 トンちゃんは そんなピーちゃんの 周りの人への 気遣いの気持ちを 知りました。 それは 自分にはない 優しさでした。 |
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ふたりは ごく自然に 話すようになりました。 トンちゃんと ピーちゃん それぞれに はじめての友達が できたのです。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
第二本校舎 | 1階 鍛冶室 | C-5 | 本 |
はじめての友達4 | 編集 | ||
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『はじめての友達4』という本だ。 | |||
お互いにないものを持つ ふたりは 相手のよいところに 学び 自分の悪いところを 見直していきました。 |
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自分本位だった トンちゃんは 周りのことを 考えるようになり 消極的だった ピーちゃんは 少しずつ 自分の意見を言えるようになりました。 |
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そんなふうに 過ごすうちに いつの間にか ふたりの周りには 多くの人があふれ たくさんの友達が できていたのです。 |
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こうして トンちゃんも ピーちゃんも 友達のことを想い 友達にも想われ 楽しい学園生活を送ることが できました。 |
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だけど お互いが 一番の友達であることは 変わりません。はじめての友達は かけがえのない 生涯の親友となりました。 |
- 最終更新:2017-04-26 03:55:42