バルディスタ城の手記1

古い手記 編集
誰かが残した 古い手記のようだ。
今日は 夜中に 目が覚めた。
タチアナと ヴァリーの 姿がなかったので
あたりを探してたら 声が聞こえてきた。
そっと 聞き耳を 立ててみると
どうやら 泣いているヴァリーを
タチアナが なだめているようだった。
ヴァリーは いつ攻撃を受けるかもわからない
この前線での任務が いつまで続くのか
怖くなったのだ。
……無理もない。
ロクな訓練も受けず 子供たちだけで
危険な前線に 放り出されたんだ。
僕も……たぶん みんなも。
本当は 毎夜 不安で恐ろしくて たまらない。
悪夢にうなされない夜は ないけれど
みんなと 一緒だから
かろうじて 耐えていられるんだ。
マップ 部屋名 座標 種別
バルディスタ城 兵士詰め所階 書斎 E-6

  • 最終更新:2020-09-04 18:55:10

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