不思議の魔塔

究極の錬金術 編集
『究極の錬金術』という本だ。
道を究めた錬金術師は その奥義によって
生命に きわめて近い存在……
疑似生命を創りだすことすら 可能とする。
さりとてそれも 自ら思考し 生み増える
まことの生命の奇跡には とうてい 及ばない。
究極の錬金術とは すなわち
生命を創りだす 神のみわざに 他ならないのだ。
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 旅立ちの間 B-3

アストルティアの始まり 編集
『アストルティアの始まり』という本だ。
創世の女神ルティアナは 星海の果てより
混沌に満ちた時空に たどり着き
世界を創るという 偉大な奇跡を行われた。
女神が手をかざすと 混沌は7つに分かれ
天空を浮遊する ひとつの大地と
大海に浮かぶ 6つの大地が 生みだされた。
これが アストルティアと呼ばれる世界の
始まりの神話である。
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 旅立ちの間 B-3

錬金術師ゾーネスの栄光 第1章 編集
『錬金術師ゾーネスの栄光 第1章』という本だ。
幼少の頃 たまたま触れた錬金釜が 光を放ち
釜の中の空気から 水を創りだしたことで
私は 錬金術師としての道を歩むことになった。
以来 数十年……錬金術に魅せられ
その秘奥を学び 自らも多くの成果を生みだして
ついには 至高の錬金術師の称号を授かった。
多くの人が 私のことを 偉大な成功者と呼ぶ。
しかし 今の私に 自分の人生への満足感はない。
私にあるのは 埋めようのない 渇きだけだ。
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 旅立ちの間 B-3

ほこりをかぶった古いノート 編集
ほこりをかぶった 古いノートだ。
なかには ガチャコッコのデッサンが
何枚も 描かれている。
描いた人は かなりのガチャコッコ好きのようだ。
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 1階・酒場 C-5

錬金術師ゾーネスの栄光 第2章 編集
『錬金術師ゾーネスの栄光 第2章』という本だ。
錬金術の究極の目的とは 何か?
ある者は 鉛を黄金に変えることだと言い
ある者は 不老不死の肉体を得ることだと言う。
まったく バカバカしい!
無限の黄金など 道ばたの石ころに等しいし
無限の生は 人生の意味を ただ薄めるのみだ。
黄金も 生命も 有限だからこそ光り輝く。
そもそも 富も時間も 目的を達成するための
手段に過ぎぬことに なぜ気づかないのか?
ものごとの本質を見ぬ者に わが渇きの理由は
決して 理解されないだろう……。
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 1階・酒場 D-5

錬金喜劇 編集
『錬金喜劇』という本だ。
わが肉体も 錬金術の冴えも すでに頂を過ぎ
後は おとろえていくのみ……。
我の才覚は ついに 師に遠く及ばなかった。
かくなる上は 禁断の秘法に 手を伸ばし
他の錬金術師たちの 知識と技術を食らってでも
生き延びるよりほかにない。
たとえ 外道に墜ちようとも 真理に挑むことを
あきらめたならば わが人生は意味を失い
ただの喜劇となるのだから……。   バルザック
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 5階・酒場 C-5

錬金術師ゾーネスの栄光 第3章 編集
『錬金術師ゾーネスの栄光 第3章』という本だ。
私 錬金術師ゾーネスは 富と時間という
目的への道を走るため必要な ふたつの車輪を
今日まで ひたすらに 準備してきた。
もはや わが渇きをいやすには
錬金術の究極の目的を 達成するしかないのだ。
そのためには 何を犠牲にしても かまわない!
私の考える 錬金術の究極の目的……
それは この世界の真理へと至り
全てを見通す 神の知識を手に入れることである。
私の すべての財産と この先の命数を賭して
必ずや この目的をかなえてみせる!
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 5階・酒場 D-5

ボロボロになっている古い本 編集
ひどくボロボロになっている 古い本だ。
こ……界は 神……だ ……の中……
……の…核… そ…心……り
すべ………るは ……根……のみ。
虫食いだらけで とても 読めなかった!
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 10階・酒場 C-5

錬金術師ゾーネスの栄光 第4章 編集
『錬金術師ゾーネスの栄光 第4章』という本だ。
神の知識を手に入れるなど 他人が聞いたら
私のことを 狂人だと思うことだろう。
私自身 そう思う自信がある。
しかし さすがの私も 何の根拠もなく
そんな妄想じみた目的を 持ったりはしない。
神の知識へ至る 手がかりはあるのだ。
そのためには まず 必要なものをそろえねば。
私は ドワチャッカ大陸を訪れることにした。
ここで 才能ある建築家を 見つけだすのだ!
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 10階・酒場 D-5

闇の創世記 編集
『闇の創世記』という本がある。
この世界は 女神ルティアナにより創られ
そこに暮らす者たちは 女神の子たる
7柱の種族神により 生みだされた。
一方で アストルティアとは 次元をへだてた
いずこかに 魔界と呼ばれる世界があり
そこには 魔族と呼ばれる者たちが暮らすという。
ならば 魔界を創り 魔族を生みだしたもの。
いうなれば 闇の神とでもいうべき者が
存在するという仮説は…………
この先は ページが破れていて
読むことができない!
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 15階・酒場 C-5

錬金術師ゾーネスの栄光 第5章 編集
『錬金術師ゾーネスの栄光 第5章』という本だ。
ドワチャッカ大陸に渡った 私は
ガタラという町で 不敵な面がまえをした
ひとりのドワーフ男と 知り合った。
彼の名前は ドン・ビロンチョ。
才能と野心にあふれた 新進気鋭の建築家だ。
この男なら 私の依頼を果たせるだろう。
ビロンチョは 依頼にふたつの条件を出した。
ひとつは 千年後まで残る仕事であること。
ひとつは 誰も経験していない仕事であること。
いいだろう。望みは かなえてやる。
ただし お前の残りの人生は すべて もらうぞ!
……私は ニヤリと笑うと そう答えた。
マップ 部屋名 座標 種別
不思議の魔塔 15階・酒場 D-5


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  • 最終更新:2015-07-18 12:33:37

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