大神殿・地下

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看守ドマノが 話しているのを 聞いてしまった。
この地下牢獄に 侵入者があったと……。
疾風の騎士団という レジスタンス組織の
ふたり組が 乗りこんできたらしい……。
そいつらの ひとりは 捕えられたが
もうひとりは 何かを盗みだし
無事に 逃げたようだった。
あの あわてようからすると
よほど 大切なものなのだろう……。
誰かが警備を厳重にしろと わめき散らしていた。
例のものを 『右に2回 左に1回』に変えろと。
いったい なんのことだろう……。
マップ 部屋名 座標 種別
大神殿・地下 地下1階 D-3

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かの地より ドマノとロマニは戻ったが
ついに あやつは 帰ってこなかった。
夢なかばにして 果てたか 弟よ……。
志は 必ず 私が成しとげると誓おう。
アンテロに 作ってやった
幽遠の橋を通るための 呪法の札。
弟の札は 持つべき者を失った。
誰も 手にすることができぬよう
厳重に保管させよう。
マップ 部屋名 座標 種別
大神殿・地下 地下2階 G-4

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聖典の中に 走り書きが残されている。
……兄者。
今夜 アストルティアへ発つ。
覚えているだろうか?
我らの故郷……スルゲトの村での
誓いを……。
我らは 絶望を 知らざるをえなかった。
30年前……愛する故郷が
溶岩と降りそそぐ炎に のみ込まれた あの日に。
山あいの小さな村は 断末魔に満ちていた。
伸ばした手の先に 救える命はなく
抱き合った親子さえ 目の前で 炭となった。
友が 子らが 親兄弟が 息絶えていく。
その光景を 聖鳥は 静かに見下ろしていた。
我らの祈りは……届かなかった。
小さな祈りでは 何も変えられない。
兄者は いかなる手段を使っても おのが手で
この世界を 変えてみせると誓った。
絶対的なチカラがなければ 救済は訪れない。
俺は 兄者がつかむ未来への いしずえとなろう。
……そのために どれほど犠牲を払おうとも。
マップ 部屋名 座標 種別
大神殿・地下 地下2階 G-4

張り紙 編集
この牢獄を仕切っていた アンテロが戻らず
看守たちに 動揺が走っている中……
我らは ついに 脱出口を見いだした!
第二倉庫は 地上に近い第一倉庫と
つながっているらしい。
これならば 脱獄ができるかもしれない。
第二倉庫を 開くためのカギは
通路の本棚に置かれた 聖典の中に
保管されているようだ。
まず 仲間うちで いちばん身の軽い
ダゴックが 先行して
脱出口を 確保してくることになった。
ダゴックが 我らの最後の希望だ……。
頼んだぞ ダゴック!
マップ 部屋名 座標 種別
大神殿・地下 地下2階 くしざし拷問室 H-2


その他

張り紙 編集
この場所に 連れてこられてから
いったい 何日 過ぎたのだろうか……。
教団の秘密を 知ってしまったばかりに
私は 光のもとへ戻れなくなった。
拷問と餓えの中で 思考がすり切れてゆく。
人としての心が 失われていく。
もうろうとしながら 頭に浮かぶのは
残してきた 幼い息子のことだ……。
すまない……トビアス。
私は 二度と帰れないだろう……。
マップ 部屋名 座標 種別
大神殿・地下 地下1階 D-2 その他

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桶の中に メモが残されている。
僕は 修行を始めたばかりの 神官見習いだ。
立派な神官になるため 父と母の期待を背負って
アペカの村から この聖都にやってきた。
つい先ほど 水をくもうとして
井戸を のぞき込んだ時……
うっかり この場所へ 落ちてしまった。
そして 教団の地下の 隠された牢獄で
拷問される 竜族たちを見た。
あこがれの教団が こんな 非道なことを……。
まだ 心の整理がつかないまま
手帳に 文字を書きなぐっている。
見つかるのも 時間の問題だ……。
この手記が 僕の遺言になるかもしれない。
父さん 母さん……
…………期待に応えられず ごめんなさい。
マップ 部屋名 座標 種別
大神殿・地下 地下1階 E-5 その他

張り紙 編集
第二倉庫のカギが なくなったと
看守のロマニが さわいでいる。
囚人たちの中には 脱獄を企てている
勇気ある者たちがいると 聞いた。
きっと あの者たちが 盗んだのではないか。
たしか あの者たちは
くしざし拷問室 近くの牢屋に
囚われていたはずだ。
脱獄の計画が 無事
成功してくれれば よいのだが……。
マップ 部屋名 座標 種別
大神殿・地下 地下1階 A-4 その他


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  • 最終更新:2017-07-30 23:51:31

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