星導秘録
星導秘録 | 編集 | ||
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『星導秘録』という 導きの天使による報告書だ。 過去に 天星郷への導きを断念した 英雄候補に関する報告が 記されている。 |
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グランゼドーラ王国 二代目勇者 アルヴァンは 不死の魔王ネロドスの アストルティア侵攻を 阻止し 世界を守りし青年である。 |
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グランゼドーラ王子である アルヴァンは 武勇に優れ 民にも慕われていたが 若さゆえの視野の狭さが 問題となった。 |
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その最大の愚挙は 不死の魔王との戦いで 己の盟友の命を 国の民よりも優先し 単身 大敵に挑んだことであろう。 |
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運良く 不死の魔王は 倒せたものの 勇者アルヴァンは命を落とし のちに グランゼドーラ王国を導く役目を 放棄した。 |
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アルヴァンの魂を 天星郷に 招くか否か 星導会議でも 議論が別れたが 星導課が出した結論は 否 であった。 |
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大義よりも 私情を優先した者に 英雄たる資質はない。候補者名簿より 勇者アルヴァンの名は 抹消された。 |
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クエスト「勇者の歴史書」クリア後 | |||
『星導秘録』という 導きの天使による報告書だ。 過去に 天星郷への導きを断念した 英雄候補に関する報告が 記されている。 |
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グランゼドーラ王国 二代目勇者 アルヴァンは 不死の魔王ネロドスの アストルティア侵攻を 阻止し 世界を守った青年である。 |
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彼の魂を 天星郷に招くか 否かの星導会議では 不死の魔王に単身で挑んだことが 争点となったが 結論としては 迎え入れることに決まった。 |
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しかし 結論を出すのに 時間を掛け過ぎたため 魂の回収に失敗。勇者アルヴァンを 英雄とすることは 不可能となった。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
聖天舎 | 1階 天務室 | C-4 | 本 |
星導秘録 | 編集 | ||
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『星導秘録』という 導きの天使による報告書だ。 過去に 天星郷への導きを断念した 英雄候補に関する報告が 記されている。 |
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悪しき魔瘴を浄化する エルトナ大陸の世界樹。 数百年にわたり それを守護したのが 世界樹の守り人 巫女ヒメアである。 |
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エルフの後進を育成すべく 学び舎を創設し あまたの優秀な人材を 輩出し続けたことで アストルティアの繁栄に 大きく寄与した。 |
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その最大の功績は 闇の根源との戦いにおいて 女神の生命力の源となった 世界樹の花を 自らの命を賭して 守り抜いたことにあろう。 |
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与えられた使命を果たさんとする 強い責任感 優れた見識と 深い慈愛の心。どれを取っても 英雄として 申し分のない人物像に思える。 |
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しかし 巫女ヒメアの魂は 天星郷に 招かれるべきでないというのが 星導会議が下した 最終結論であった。 |
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理由は明白。孤独に耐えかねた末 資格を持たぬ 自らの恋人に 不老の禁術を施し 人の道を誤らせてしまったことは 看過しがたい。 |
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挙句の果て 情愛に惑い 恋人との 心中を試みて 崇高な使命を放棄せんとした。 その愚昧さは 天星郷へ招くには値しない。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
聖天舎 | 2階 特務室 | F-4 | 本 |
星導秘録 | 編集 | ||
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『星導秘録』という 導きの天使による報告書だ。 過去に 天星郷への導きを断念した 英雄候補に関する報告が 記されている。 |
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オルセコ王国 第18代王 ギルガランは 若くして 悪鬼ゾンガロンを封印するなど 武勇に長けた 人物であった。 |
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また 国内限定のものであった 闘技会を 他国との交流の場とし 国益につなげた オルセコ王国 中興の祖としても 名高い。 |
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以上のように 英雄たる資質に 申し分なく 星導会議にて 全会一致で ギルガランの魂を 天星郷に招くべしとの 決が下された。 |
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そして ギルガランの死後 導きの天使を 下界に派遣し アストルティアの英雄として 天星郷に招きたいと 彼の魂に告げた。 |
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だが 当人は 『ようやく 兄のもとへ行ける。 グリエとの再会を ジャマしないでくれ』と あろうことか 栄誉ある申し出を 断ったのだ。 |
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それにしても 断る理由が 肉親の情とは……。 落胆を禁じ得ない。この程度の人物を 英雄候補に 推挙したことは 星導課の汚点となるであろう。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
聖天舎 | 2階 特務室 | G-5 | 本 |
星導秘録 | 編集 | ||
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『星導秘録』という 導きの天使による報告書だ。 過去に 天星郷への導きを断念した 英雄候補に関する報告が 記されている。 |
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ヴェリナード王国 最後の男王 ラーディス。 武ではなく 智をもって 国を治めた王である。 |
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波紋の音叉を造りあげ 加護の歌のチカラによって 未来永劫にわたって ウェナ諸島全域の安全を 確立したことは 偉業と称えられるだろう。 |
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先人の遺産の助けがあったとはいえ これは 彼の長年の研究による 知識と技術無しには 成しえないものであった。 |
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だが 彼は それに没頭するあまり 愛娘が みずからの人生を犠牲とする 悲しき道を選んだことに 気づかなかった。 |
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ウェナ諸島を襲った 暴君バサグランデに対して 有効な手を打てず 被害の拡大を招いたことは 彼の落ち度と 言わざるを得ないだろう。 |
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よって 我ら 星導課は 英雄候補として 彼を推挙する件について ここに 白紙撤回を決定するものである。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 中層 ユーライザの部屋 | E-5 | 本 |
星導秘録 | 編集 | ||
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『星導秘録』という 導きの天使による報告書だ。 過去に 天星郷への導きを断念した 英雄候補に関する報告が 記されている。 |
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ヴェリナード王国 初代王妃アリアが死去した際 彼女の魂を 天星郷へ招くべきではとの 提案があったが これは 一笑に付された。 |
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長きに渡る ウェナ諸島の戦乱を平定し 統一国家を樹立した アリアの功績は その実 大部分が 姉リナーシェによるものである。 |
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ましてや すでに 魂を回収済みである リナーシェの歌のチカラは アリアのそれを 大きく 凌駕するものだ。 |
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功績 能力 そのどちらを取っても リナーシェに及ばぬ アリアを 新たに 英雄として招く必要性は 皆無に等しい。 |
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もっとも その死の経緯から 天星郷への導きを 『ヴェリナードを守れるなら』と 受け入れた リナーシェの返答が 疑わしいのは事実だ。 |
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しかし リナーシェの死後 起こった出来事を 彼女に説明すれば 問題ないだろう。 |
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この説明役は リナーシェの導きの天使である アルビデが担うことを 決定事項とし 星導会議は 終了となった。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 上層 ゲゼルマインの家2階 | F-7 | 本 |
星導秘録 | 編集 | ||
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『星導秘録』という 導きの天使による報告書だ。 過去に 天星郷への導きを断念した 英雄候補に関する報告が 記されている。 |
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エテーネ王国 初代国王 レトリウスは 偉大な武勲を挙げ 数多の氏族を統一し 強大な国家を打ち建てた 人物である。 |
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智勇を兼ねそなえ 人格は高潔。 その生涯は 波乱と栄光に満ちており まさに 英雄と呼ぶに ふさわしい存在であった。 |
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星導会議でも ぜひ 天星郷に招くべしとの 結論に達し その死に際して 導きの天使が 魂を回収すべく 下界に向かった。 |
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しかし ここで 奇妙な問題が 発生した。 死んだばかりのはずの レトリウスの魂が どこにも 見当たらないというのだ。 |
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魂がなければ 新たな神の候補として 復活させることはできない。結局 レトリウスを 天星郷に迎えるのは 断念せざるを得なかった。 |
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一説によれば レトリウスのそばにいた 異界生命体が かの者の魂を いずこかに隠したと ささやかれているが 真相は闇の中である。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
転生の園 | 英雄の間 | D-6 | 本 |
- 最終更新:2022-07-31 21:22:42