歴史書
ランガーオ村の歴史 | 編集 | ||
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『ランガーオ村の歴史』という ボロボロの本だ。 |
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今のランガーオは おのれをきたえようとする 修行者たちが 集まる地となった。 しかし この村の起源を知る者は 少ない。 |
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ことの始まりは 1000年以上前のこと。 オーグリード大陸に おそろしく強く 残忍な悪鬼が現れ 人々を恐怖におとしいれた。 |
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そのとき 各地から オーガの戦士が集結して 100年にも渡る 激しい戦いの末 悪鬼を 結界の中に 封印せしめたのである。 |
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その後も オーガの戦士たちは 封印の結界を見守るため この地に残った。 これが ランガーオ村の起源である。 |
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悪鬼ゾンガロン撃破後 | |||
『ランガーオ村の歴史』という ボロボロの本だ。 |
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今のランガーオは おのれをきたえようとする 修行者たちが 集まる地となった。 しかし この村の起源を知る者は 少ない。 |
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ことの始まりは 1000年以上前のこと。 オルセコ王 ギルガランの治世…… |
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オーグリード大陸に おそろしく強く 残忍な悪鬼が現れ 人々を 恐怖におとしいれた。 |
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そこに ○○と名乗る 旅人が現れ オルセコの兄弟の 心を結び いにしえの戦の舞を よみがえらせた |
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そして 悪鬼を 結界の中に 封印せしめたのである。 |
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その後も オーガの戦士たちは 封印の結界を見守るため この地に残った。 これが ランガーオ村の起源である。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
ランガーオ村 | 村王の家 | F-5 | 本 |
グレン城の歴史 | 編集 | ||
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『グレン城の歴史』という きれいな 古めかしい書物だ。 |
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グレン城は たけきオーガの戦士たちが 険しい崖に切りひらいた ほまれ高き城であるが その歴史も また おだやかならぬ道であった。 |
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500年前 大災害にみまわれた わが国は 人間たちによって 城をうばわれ 彼らに 戦争をしかけようとしたのである。 |
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しかし 破邪舟師の少年と その友の行動が いがみあう われらの心を溶かしてくれたのだ。 彼らこそ グレンを救った英雄であろう。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
グレン城下町 | フルッカの家 | C-5 | 本 |
※過去編クリア後
ウルベア地下遺跡を読み解く | 編集 | ||
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『ウルベア地下遺跡を読み解く』と 書かれた研究書だ。 |
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ガタラ原野の西に位置する ウルベア地下遺跡。 その謎に迫るため ドルワーム王立研究院は 調査団を組み 本格的な調査に乗り出した。 |
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だが この遺跡は ウルベアの一部に過ぎない。 じつは ドワチャッカ大陸各地で 同じ特徴を持つ 青白い石片が 出土したという報告がある。 |
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我が調査団の間では 大陸全土にまたがり 巨大な帝国が 広がっていたのではないかという 一見 無茶な見解が 有力となっている。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
ドルワーム水晶宮 | 書物庫 | D-1 | 本 |
砂漠に眠る夢 | 編集 | ||
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『砂漠に眠る夢』という本だ。 | |||
今から数百年前。当時 学会の異端児と呼ばれた 考古学者 ペプドゥルが ゴブル砂漠の真ん中で 1本の錫杖を見つけた。 |
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ペプドゥルは つぶさに その錫杖を調べ上げ この広大なゴブル砂漠のどこかに 遺跡が眠っているという 一つの仮説を立てた。 |
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彼の世迷い言を 信じる者は いなかった。 だが ペプドゥルは 全財産を投げうって 遺跡の発掘に 乗り出したという。 |
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そして 長い年月をかけた 発掘作業の末 とうとう 黄金の遺跡が発見された。 これが 今のドルワーム水晶宮となったのである。 |
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「この世界に暮らす人々は 2種類に分類される。 自分を信じる者と 自分も信じられない者だ」 ペプドゥル・バブ・デチャト |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
ドルワーム水晶宮 | 大使室 | D-1 | 本 |
ドワチャッカ開拓史 | 編集 | ||
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○○は ほこりをかぶった 『ドワチャッカ開拓史』という本を見つけ 手に取って読んだ。 |
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ここに 三闘士の伝承を記す。 千古の昔 ドワチャッカ大陸に 三闘士と呼ばれた 3人の開拓者あり。 |
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彼らの亡き後 その ゆかりの品々は 三闘士の神器として あがめられ 大陸を治める 三国に奉じられた。 |
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中でも 第7代ウルベア皇帝 ボラングムニスは 祖先より伝わる 三闘士のハンマーを 特に丁重に扱い 常に持ち歩いていた。 |
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その徹底ぶりたるや 己の死後に老いても 三闘士のハンマーを 同じ棺に入れるよう 臣下の者に 強く命じたほどだという。 |
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ボラングムニスは 最期にこう伝えている。 王者の座を目指し者 我の眠るウルベア地下堂へ。 我は その訪れを 永遠に待っている……と。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
ドルワーム水晶宮 | 書物庫 | D-1 | 本 |
レンドアに学ぶ町おこし | 編集 | ||
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『レンドアに学ぶ 町おこし』という本だ。 | |||
昔 小さな孤島だった この町は 漁業で 生計を立てる 貧しい集落に すぎなかった。 |
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しかし 五大陸を結ぶ鉄道が 敷設され レンドアに 立派な駅公舎ができると 旅人の往来が 盛んになった。 |
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島民は漁業を捨て 港の整備に尽力した。 時代の変化に 柔軟に対応した 当時の島民が 現在のレンドアの繁栄を 生みだしたと言えよう。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
港町レンドア北 | 宿屋2階 | F-4 | 本 |
メダル・オーナー繁盛記 | 編集 | ||
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『メダル・オーナー繁盛記』という本だ。 | |||
我が主 ゴーレック様にお仕えして 数十年。 こうして思い返してみると その半生は まさに 山あり谷ありの 波瀾万丈なものでした。 |
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私が はじめてお会いした時 おどろくべきことに ゴーレック様は ほとんど 無一文の状態で このラッカラン島は 何もない孤島だったのです。 |
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世界中の旅人が集まる……そんな町を作るため 島を買い 全財産を失ったというゴーレック様の 男気に 私は心を打たれ 執事になりました。 |
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主と私は 各大陸をめぐり 独立したい神父や 店を開きたい商人に タダで土地を貸すから 島の発展に協力してくれと 頼んで回ったのです。 |
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その情熱は 種族を越えて伝わってゆき いつしか この島は 地上の楽園と呼ばれ ゴーレック様は 人々の尊敬を 集めるようになりました。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
娯楽島ラッカラン | 宿屋 | C-5 | 本 |
リンジャハル考古学ガイド | 編集 | ||
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『リンジャハル考古学ガイド』という本だ。 | |||
およそ 5000年前の遺跡群が 良好な状態で残っている リンジャハル海岸は 考古学者のドリームランドと 呼ばれている。 |
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現在の遺跡の規模から 大きな都市があったとの 推測されてるが 広い範囲で水没しているため 正確な大きさは わかっていない。 |
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また 一部の装置などには 現代の理論では 解明できない技術が 使われており 当時の文明水準の高さが うかがえる。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
真のリンジャの塔 | 4階 | C-6 | 本 |
商売の怪物 | 編集 | ||
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『商売の怪物』という本だ。 | |||
海洋都市リンジャハルの創始者は 商才に富んだ ひとりの女性であったと 言われている。 |
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彼女は レンダーシア内海の航路を確立し 各地域の民が必要としているものを 的確に 売り買いして 巨万の富を築いたという。 |
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そんな彼女が セレド地方での拠点として 利用していた 海岸地域の集落が 海洋都市リンジャハルの前身となったのだ。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
真のリンジャの塔 | 4階 | C-5 | 本 |
海洋都市の栄光 | 編集 | ||
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かなり古い時代に 書かれたらしい 『海洋都市の栄光』という本だ。 |
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精霊の恵みに満たされた 海洋都市リンジャハル。 この地には もはや 闇深い夜も 極寒の冬も 飢えや渇きも 存在しない。 |
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一晩中 闇を照らしだす灯り。 地下水を汲み上げ 気候さえ 自在に操ることのできる 魔法装置。 |
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尽きることのない エネルギーの前に 脅威と呼べるものは 何もない。 我々は 永遠の安寧を手に入れたのだ。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
真のリンジャの塔 | 4階 | C-3 | 本 |
砂漠の狼王 | 編集 | ||
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『砂漠の狼王』という本だ。 | |||
かつて アラハギーロ王国には 砂漠の狼王と呼ばれる 名君がいた。 |
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剣術に秀で 学問への深い見識を持ち 民からも慕われた 王であったが なぜか 生涯 妻をめとることはなかった |
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ある時から 狼王は弟に玉座をゆずり 各地を旅して 誰かを訪ね歩いたり 密林に残る遺跡に こもるようになった。 |
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その姿はまるで 熱に浮かされ なにかに 焦がれるようであったという。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
真のアラハギーロ王国 | 会議室 | F-6 | 本 |
アラハギーロの歴史 | 編集 | ||
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『アラハギーロの歴史』という本だ。 | |||
その昔 砂漠の民は 定住地を持たぬ 流浪の生活を 送っていた。 |
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だが ある時 ひとりの若者が 砂漠の最果てに 聖なるチカラを持つ 不思議な石を発見した。 彼は その石を中心に 国造りをおこなう。 |
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時は流れて 聖なる石は ピラミッドに姿を変え 若者は 建国王エージスと呼ばれるようになった。 こうして アラハギーロ王国は誕生したのである。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
真のアラハギーロ王国 | 兵士詰所 | C-6 | 本 |
グランゼドーラ王家の始まり | 編集 | ||
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『グランゼドーラ王家の始まり』という本だ。 | |||
強大な悪と戦い 休息を必要とされた神は 残されたチカラで 選ばれし人の子に 神の加護を 与えたもうた。 |
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選ばれし者から生まれた子が やがて 魔を滅ぼす勇者となりて 世界を救うであろうと 神は告げられたのだ。 |
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生まれた子は 双子であった。 兄は 勇者として。弟は 勇者を支える友として 世界を脅かす魔と 戦ったという。 |
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魔を滅ぼした後 兄は国をおこし 王となった。 これが グランゼドーラ王家の始まりである。 弟は人知れず いずこかへ旅立ったという……。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
真のグランゼドーラ城 | 図書室 | D-5 | 本 |
不死の魔王と勇者の戦い | 編集 | ||
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『不死の魔王と勇者の戦い』という本だ。 | |||
1000年の昔 不死の魔王の配下 魔軍十二将が率いる軍は かつてない規模の 大戦力で またたく間に 世界を侵略した。 |
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だが 勇者も ひとりではなかった。 叡智の冠と呼ばれる賢者たちと チカラを合わせ これに立ち向かったのだ。 |
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勇者は 叡智の冠の協力を得て 魔軍十二将を 各個に撃破していき ついに 不死の魔王との 一騎打ちに挑んだ。 |
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激戦の末 勇者は 不死の魔王に 勝利したものの 完全に滅ぼすことはできず 魔王の魂は 時空の彼方に封じられたという。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
真のグランゼドーラ城 | 図書室 | E-4 | 本 |
無血王オドキン | 編集 | ||
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『無血王オドキン』という本だ。 | |||
グランゼドーラ王家の 長い歴史の中で オドキン王ほど 異彩を放つ 王はいない。 |
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彼は 王位に就いてから 退くまでの間 自国の民に限らず 敵対する者にすら 血を流させることがなかったと 伝えられている。 |
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それほどに 彼は すべてを愛し 人望と 知恵と 慈悲により 国を治めたのだ。 |
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王国の歴史は 戦いの歴史と言う者もいる。 だが このような王がいたことを 我々は 決して 忘れてはならない。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
真のグランゼドーラ城 | 図書室 | E-4 | 本 |
オルセコ王国史 | 編集 | ||
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『オルセコ王国史』という本だ。 | |||
オルセコ王国は 武芸百般を 尊び 古来より 数年に一度 闘技会を開催し 身分を問わず 強き者を 召し抱えてきた。 |
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貴族の子弟でなくとも 闘技会で認められれば オルセコ王国軍への 士官が かなうため 世界各地の強者どもが 闘技会に 集うという。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
古グランゼドーラ城 | 3階 図書室 | E-4 | 本 |
魔導の王国 その歴史 | 編集 | ||
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『魔導の王国 その歴史』という本だ。 | |||
長く 大魔王を輩出せざる ゼクレス魔導国が なにゆえ 魔界において 敬意を払われるのか。 その答えは この国で生み出された魔術にある。 |
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古来より 代々の大魔王たちが アストルティアへと 侵攻せんがため 用いてきた 魔法の門…… |
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かの 偉大なる術を 編み出せし者こそが ゼクレス王家に連なる 魔導士だったのだ。 ゆえに ゼクレスは 魔導国と呼ばれる。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
ゼクレス魔導国 | 民家 | C-5 | 本 |
バルディスタ戦記 上巻 | 編集 | ||
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『バルディスタ戦記 上巻』という本だ。 | |||
かつて この地には 無数の勢力が入り乱れ いつ果てるともない争いが 続いていた。 |
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ある勢力に加われば 別の勢力に滅ぼされ その別の勢力に 加われば また 別の勢力に せん滅される……。 |
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終わりなき 殺りくの世界に 多くの者達は 疲弊し 希望を失っていた。 |
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だが そんな 混沌の時代の中で どこからともなく こんな噂が ささやかれるようになったのだ。 |
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各地で 圧政を敷いている 暴君どもを 次々と 倒してまわっている とてつもなく 強い魔族がいる……と。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
バルディスタ要塞 | 民家 | E-2 | 本 |
バルディスタ戦記 下巻 | 編集 | ||
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『バルディスタ戦記 下巻』という本だ。 | |||
魔界西域で 暴れまわっていた 強者たちを 次々と 打ち倒し 混沌の時代に 終止符を打った覇者……。 |
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ある時は 血風を呼ぶ戦鬼 またある時は 死を運ぶ氷の魔女と 恐れられた その者こそ 若き日の ヴァレリア様であった。 |
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倒された 暴君たちの配下は ことごとく ヴァレリア様の軍門にくだり その勢力は 日々 拡大していった。 |
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そして 軍勢が 魔界西域で 最大規模となった頃 ヴァレリア様は魔王となって この地に いかなる者にも落とせない 強固な要塞を築いた。 |
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それこそが 我らが バルディスタ要塞……。 強さこそ 絶対の基準とし この魔界に 鉄の秩序をもたらさんとする 国家である。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
バルディスタ要塞 | 民家 2階 | C-2 | 本 |
砂の都ファラザード | 編集 | ||
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『砂の都ファラザード』という本だ。 | |||
その男は 親愛なる友と 剣を振るい 次々に襲いかかる 盗賊どもを討ち滅ぼした。 黄昏の砂漠に 勝ちどきが響いた。 |
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男は ともしびを掲げて 仲間を呼び集めた。 魔界のあちこちから 多くの者が駆けつけた。 宵闇の遺跡に 熱気があふれた。 |
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男は よどみない水源を指し 仲間に告げた。 この地に 新たなる都を築き 交易の要所とせよ。 月影のオアシスに 決意がみなぎった。 |
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男は 白んだ空の下 高い塔を登った。 刻々と昇る太陽が 男の顔を照らす。 朝焼けの海が 新たなる世界の訪れを 祝福した。 |
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男は 砂漠中に響き渡るような 大声で宣言した。 いにしえの国の名に 復活の意味をあわせ この地を 「ファラザード」と 名付けることを。 |
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そして 男は 魔王になった。 砂の都ファラザードを 理想郷へと育み 魔界を災厄から救わんと その魂に誓って。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
ファラザード城 | 執務室 | G-6 | 本 |
栄光のゼクレス王家 | 編集 | ||
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『栄光のゼクレス王家』という本だ。 | |||
魔界最古の血統を誇る ゼクレス王家。 その栄光の歴史は 英明なる名君たちによる 輝かしい活躍に 彩られている。 |
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ゼクレス建国王 ワラキウスは 魔界東部を荒らしていた 激昂の巨人を 自身の魔術で封印し ここに国を打ち建てた。 |
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ワラキウスは 世に冠絶した魔道の技で のちに大魔王にまで登りつめ 繁栄をもたらした。 その才は 今も 彼の血筋に受け継がれている。 |
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第七代ゼクレス王 ジグネールは ワラキウスの再来と呼ばれ その器量は 偉大なる始祖に 勝るとも劣らないものだった。 |
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実際 大魔王選定の試練すら 悠々と攻略したが 生来の病身には勝てず 山頂で急死をとげた。 悲運の王と 呼ばれるゆえんである。 |
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第十四代ゼクレス王 バルメシュケは 混沌の魔術王の ふたつ名で知られ ことに 人心をあやつる術を 得意とした。 |
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多くの魔物や下等魔族を 実験台にしながら 魔術の秘奥を極め その発展に寄与し ゼクレス王家でふたり目の 大魔王になった。 |
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以来 ゼクレス王家から 大魔王となった者は 今日まで 現れていないが 代々の魔王たちは いずれ劣らぬ 魔術の達人ぞろいである。 |
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偉大なるワラキウスの血を引く者に 栄光あれ。 いつの日か 偉大なるゼクレスの紋章旗が 魔界全土でひるがえる日の 来たらんことを。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
大魔王城 | 2階 図書室 | F-4 | 本 |
ヴァルザード戦記 | 編集 | ||
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『ヴァルザード戦記』という本だ。 | |||
海運都市ザードを興し のちに大魔王となった ヴァルザードは その生涯で 多くの戦いを 経験した 歴戦の勇士であった。 |
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大ダコの魔獣を石化し ザード建国の契機となった 血潮の浜辺の戦いは 英雄物語として有名だが 初期のザードは 吹けば飛ぶような小国だった。 |
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その弱小国が 一躍 発展をとげたのは 当時 魔界南部の強国であった ズムーラ覇王国を 打倒したことによる。 |
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ズムーラ城門攻防戦では 撃退されたものの 直後に奇襲を仕掛けた ズムウル峠の戦いでの 大勝利が ザードを 大きく飛躍させた。 |
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次いで 賢女の都レジャンナとの間に生じた いさかいを 有利な条件で解決すると ザードは 通商国家として 盤石の地位を築いた。 |
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こうして 有数の大国となった ザードが 魔界全土の覇権をかけ ゼクレス魔導国と争った ゲルヘナ幻野の戦いは 魔界史に残る大戦である。 |
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ここで ゼクレスの南進を退けた ヴァルザードが 遠からず 大審門をくぐり 大魔王となることは もはや 誰の目にも 明らかな未来だった。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
大魔王城 | 2階 図書室 | F-4 | 本 |
コルレーン王国の歩み | 編集 | ||
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『コルレーン王国の歩み』という本だ。 | |||
コルレーン領内で 行き倒れているのを発見し 保護していた男が 本日 無事に旅立っていった。 彼は自らを 叡智の冠の賢者と 名乗っていた。 |
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この地を訪れたのは 十数年ぶりだと言う賢者は コルレーンの発展に驚嘆し リナーシェ様の歌で 育まれた作物の味に 感動しきりだった。 |
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彼は 手厚い看護の礼に 珍しい宝石を献上した。 リナーシェ様は 人助けに 礼など不要と言ったが 妹君のアリア様は 宝石をいたく気に入っていた。 |
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その宝石は 特段に 美しいものではないが 賢者が 特殊なまじないを ほどこしたらしく アリア様は それを 面白がったのだ。 |
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こうして 宝石は 晴れて コルレーン王国の国宝に むかえられた。 献上した賢者も 光栄だと 笑顔を浮かべていた。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
歌姫の絶望 | 追想の王国 追想の王城・1階 | E-2 | 本 |
守護騎士団の歴史 | 編集 | ||
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『守護騎士団の歴史』という本だ。 | |||
地獄の門の脅威から 世界を守るべく 活動を続ける 守護騎士団。 その発足は 1000年前に さかのぼる。 |
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当時の資料は 現存していないが 組織本部の建設と維持には 並々ならぬ 苦労があったと 伝えられている。 |
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守護騎士団本部のある場所は 地獄の門が出現した 1000年前には 踏み入る者もない 未開の地だったのだ。 |
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食料の調達も 困難であり 当時のガーディアンたちは 任務の合間に 畑をたがやし 飢えを しのいでいたらしい。 |
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しかし ヴェリナード王国の 建国以降は 安定した援助を 受けられるようになり 食糧問題は 解決した。 |
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そして 大陸間鉄道 開通以降は 六大陸の国家から 支援を受けられるようになり 堅牢な本部も 建設された。 |
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先達の苦労 王たちの厚意 そして 民の血税。 現在の 守護騎士団の活動は 無数の恩恵によって 支えられていることを ゆめゆめ 忘れぬように。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
守護騎士団本部 | D-3 | 本 |
勇者の歴史書 | 編集 | ||
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本棚に 勇者の歴史書が収められている。 どれを 読みますか? |
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アシュレイの書 | |||
『アシュレイの書』と書かれた 本がある。 | |||
この本には ふたりの勇者と その仲間たちが はじまりの大魔王を 倒すまでの物語と その後起こる 人間同士の争いが 書かれていた。 |
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アジールの書 | |||
『アジールの書』と書かれた 本がある。 |
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この本には 大魔王に挑んだ 勇者と盟友の師弟の 戦いと 彼らの死。ゼドラ王国の崩壊 そして グランゼドーラ王国の建国について書かれていた。 |
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本の あとがきに こう書かれている。 | |||
大魔王ヴァルザードの襲来…… それは 世界が闇に包まれた 暗黒の時代。 絶望の渦巻く世界に 立ち向かう者たちがいた。 |
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大魔王を倒した 勇者アジールと 盟友レオーネ。 そして 彼ら亡き後も続く 乱世を終わらせた グランゼドーラ初代王 メルザイン…… |
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彼らは その生き様で 証明した。 どんなに 深い絶望の中にも 希望はあるのだと。 ローネニウス |
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アルヴァンの書 | |||
『アルヴァンの書』と書かれた 本がある。 | |||
この本には アルヴァンの幼いころから 盟友を得て 不死の魔王を 倒すまでの物語が 詳細に書かれていた。 |
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最後のページには こう書かれている。 | |||
アルヴァンは 真の勇者だった。 彼の物語は 人々に 永遠の希望をもたらす。 導きの天使 ヒースフィム |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | D-6 | 本 |
- 最終更新:2024-03-08 01:39:04