神都フォーリオン
本
0 | 編集 | ||
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タイトルが 表紙にない本だ。 著者の名前も 見当たらないが 『0』……とだけ 番号が記されている。 |
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私のことは 神都フォーリオンに暮らす 名もなき天使としておこう。 |
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神都の聖天区画には 我々 下級の天使には 進入を許されない場所が 多々ある。 それは なぜなのか……? |
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これより 書くのは 天星郷フォーリオンに 隠されている 闇の真実を暴露したものである。 信じるか 信じないかは 見た者次第だ。 |
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真実を知りたい者は この本の続きを探せ。 ただし 知った後の生命の保証は 私には しかねると 伝えておこう。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 民家 | C-8 | 本 |
フェディーラのお得意様メモ | 編集 | ||
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あちこちに シミの付いた質素なノートだ。 表紙には 丸みのある優しげな文字で フェディーラのお得意様メモ と記されている。 |
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ネリメルちゃんは 必ず 何をお出しする時にも 飲み物を 添えて。急いで食べる子なので 火傷防止に 冷たい おいしいミルクがいいわ。 |
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ミトラー様は 必ず味見し 私が無理と思う カラさから 2倍の トウガラシを入れましょう。 真っ赤でないと ご不満なので 見た目にも注意。 |
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カンティスちゃんには 何をお出しする時も 限界まで グツグツと 沸騰させておきましょう。 火傷の心配は 一切無用とのこと。びっくりね。 |
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ヘルヴェルちゃんから デザートを注文されたら 思いっきり甘くしましょう。どうやら 甘党なのを 隠したいようなので あくまでも さりげなく。 |
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ユーライザちゃんは 見た目より食べるので 大盛りで お出ししましょう。おかわりは 恥ずかしいようなので 最初から 2倍量で! |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 フェディーラの家 | B-5 | 本 |
フェディーラの料理日記 | 編集 | ||
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あちこちに シミの付いた質素なノートだ。 表紙には 丸みのある優しげな文字で フェディーラの料理日記 と記されている。 |
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地上の料理を オリジナルに忠実に 再現したものを 天使の皆さんに お出ししたら あまり 反応が良くなかったわ……。 |
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味見してみても とてもおいしいのに どうして おクチに 合わなかったのかしら? これから 試作を重ねてみることにしましょう。 |
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甘味 酸味 塩味 苦味 うま味を それぞれ 強調したアレンジ版を 用意して 再度 試食してもらいましたが あまり変化なし。 |
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悩んだ末に 味覚とは違う 刺激を強調した カラさ10倍カレーを 出してみたところ これが 大正解で おかわりが多発! |
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どうやら 個人差はあるけれど 天使の皆さんは 地上より はるかにカラい料理が お好みの様子。 カラさ100倍まで リクエストをもらいました。 |
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やっぱり 長い人生を 平和な天星郷で過ごすのは 退屈なのかしら……天使には 刺激に飢えたヒトが 多いのかも。今後の料理の 参考にしましょうね。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 フェディーラの家 | B-5 | 本 |
一般天使宿舎 使用者名簿 | 編集 | ||
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『一般天使宿舎 使用者名簿』が置いてある。 どうやら これまで この建物に住んできた 天使たちの 名簿のようだ。 |
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○月×日 天使バルマイン 戦務室へ移動のため 転出 |
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同日 天使ゾーグル および 天使ファンレル 転入 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 民家 | G-5 | 本 |
模範的天使生活のすすめ | 編集 | ||
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『模範的天使生活のすすめ』という本だ。 | |||
模範的天使の 一日は 日の出とともに 盟主ルティアナ様に 感謝の祈りを 捧げるところから はじまる。 |
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清らかなる水にて 身のケガレを落とし 住居の そうじをした後に それぞれの職務に はげむ。 |
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天星郷のために尽くすこと 瞑想し おのれの魂を みがくこと どちらも等しく 天使としての 重要な努め。 |
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日が暮れたならば 盟主ルティアナ様に 一日の報告と ざんげの 祈りをささげ 眠りにつく。より良き明日を 迎えるために。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 民家 | F-8 | 本 |
ふたりの天使 | 編集 | ||
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『ふたりの天使』という童話のようだ。 | |||
むかしむかしの ずうっと むかし。 とおくとおくの はるか かなた。 神は 天使を創りました。 |
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天使たちの中に 『大いなる天使』と 呼ばれる者がいました。彼は 気高い心と 強いチカラを持ち 誰からも尊敬されていました。 |
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ところが……ある時 大いなる天使は その身を その心を 憎悪と絶望に染めて 堕天使となってしまったのです。 |
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堕天使は 神をも超えるチカラを 手にしました。 天使たちは 誰も 彼に敵いません。 もはや 世界は滅ぶものと 思われました。 |
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しかし……堕天使の野望は 砕かれたのです! 堕天使に戦いを挑み 彼を打ち負かしたのは 特別な才を持たぬ いたって平凡な天使でした。 |
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平凡だった天使は あまたの戦い あまたの困難を 乗り越えた末に 闇に堕ちた天使を倒すだけでなく 彼を救ってみせるほどの 成長をとげたのです。 |
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運命とは おこないの結果にあるもの。 世界を滅ぼす堕天使となるか 困難を打ち破る 救いの天使となるかは……あなた次第なのです。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 カンティスの家 | D-5 | 本 |
訓練記録 | 編集 | ||
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『訓練記録』と書かれた 分厚いノートだ。 | |||
・スラピー:階段ダッシュ 20本 ・ブルース:なわとび 200回×5セット ・ブラザー:体当たり練習 100本…… |
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……どうやら トレーニングの記録らしい。 それぞれの名前ごとに 運動や食事の内容が こまかく記載されている。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 中層 カンティスの家・2階 | D-5 | 本 |
四天の星巡り 指導教本 | 編集 | ||
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『四天の星巡り 指導教本』という本だ。 | |||
今回 実施される 四天の星巡りは 天星郷フォーリオン 誕生以来 最大規模の祭事となる。 |
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各試練場での 試練の内容は それぞれ 担当の 審判の天使に 一任するが 参加する英雄の資質を 厳しく 審査すべし。 |
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また 試練においては 地上に存在する 魔物の使用を 許可する。 所定の手続きに従い 召喚の許可を得られたし。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 中層 ヘルヴェルの部屋 | E-5 | 本 |
ヘルヴェルの日記 | 編集 | ||
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気品あふれる装飾が 表紙に ほどこされたノートがある。 どうやら ヘルヴェルの日記のようだ。 |
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……はるか昔 天星郷が いまだ 世界に 存在せぬ頃に すばらしき天使が いたという。 |
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守護天使として 水清き村を守り 弟子である 若き天使を 正しく導いた 厳しくも優しき その天使は…… |
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己の師たる天使が 悪道に堕ちたるとき その一命を 賭して 救いださんとした ……と伝えられている。 |
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天使の本分とは 己を捨てて 世界のため 盟主ルティアナ様のため 崇高なる使命のために 尽くすこと。 |
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わたしも かの 伝説の天使…… イザヤールを見習い 日々 精進していかねば。 そう決心した。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 中層 ヘルヴェルの部屋 | E-5 | 本 |
地上界観測記録:レンダーシア編 | 編集 | ||
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『地上界観測記録:レンダーシア編』 という本だ。 |
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主に 人間族が生息する レンダーシアは グランゼドーラ国の 王族が支配する 比較的 安定した大陸である。 |
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いくたびか 魔族の侵攻を受けながらも 勇者と盟友という 戦闘能力に特化した 突然変異種が そのたびに 退けてきた。 |
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大魔王により レンダーシアの複製が 創られた事件では 戦務室から 支援部隊を送るべきではと 議論になったが…… |
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意見のまとまらないうちに 事態は解決。 結果として 界律課より 担当者2名を 送るに とどまった。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | D-6 | 本 |
生態調査 初心者向け教本 | 編集 | ||
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『生態調査 初心者向け教本』という本だ。 | |||
下界である アストルティアには 無数の生きものが 暮らしています。 |
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多くの生きものは 空を飛べないため その巣は 地上ないし 地下に 作られることが 多いようです。 |
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地上の生きものを 観察する際には 上空から 雲に隠れるなどして 気づかれないように 注意しましょう。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | D-6 | 本 |
なぜ プクリポ族は空を目指すのか? | 編集 | ||
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『なぜ プクリポ族は空を目指すのか?』 という本だ。 |
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ルティアナ様が創造なされた 地上世界 そのうちの プクランド大陸に 生息する プクリポ族は 特異な生態を持つ。 |
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何世代かに 一度の割合で プクリポ族には 空を目指す個体が 生まれるのだ。 |
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月まで届く 曲芸大砲。観光用 気球。 娯楽としての トランポリン。 ……すべて プクリポ族の 発明である。 |
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感情表現を 飛び跳ねることで示すという 生態ゆえなのか それとも 多種族よりも 小さな身体を おぎなおうとしてか。 |
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プクリポ族は なぜ 空を目指すのか? 研究者たちが 議論を続けているが いまだ 答えは 出ていない。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | C-6 | 本 |
文字にみるアストルティア文明 | 編集 | ||
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『文字にみるアストルティア文明』 という本だ。 |
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下界全土を示す アストルティアには アストルティア文字という 全大陸共通の 表音文字が 存在しているが…… |
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近年 各種族ごとの生息地である 5大陸に 種族文字と よばれる 固有の表音文字が 発達していることが わかった。 |
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アストルティア文字と 5つの種族文字 どちらが 先に生まれたのかは 今後の調査によって 明らかになるだろう。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | C-6 | 本 |
勇者の歴史書 | 編集 | ||
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本棚に 勇者の歴史書が収められている。 どれを 読みますか? |
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アシュレイの書 | |||
『アシュレイの書』と書かれた 本がある。 | |||
この本には ふたりの勇者と その仲間たちが はじまりの大魔王を 倒すまでの物語と その後起こる 人間同士の争いが 書かれていた。 |
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アジールの書 | |||
『アジールの書』と書かれた 本がある。 |
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この本には 大魔王に挑んだ 勇者と盟友の師弟の 戦いと 彼らの死。ゼドラ王国の崩壊 そして グランゼドーラ王国の建国について書かれていた。 |
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本の あとがきに こう書かれている。 | |||
大魔王ヴァルザードの襲来…… それは 世界が闇に包まれた 暗黒の時代。 絶望の渦巻く世界に 立ち向かう者たちがいた。 |
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大魔王を倒した 勇者アジールと 盟友レオーネ。 そして 彼ら亡き後も続く 乱世を終わらせた グランゼドーラ初代王 メルザイン…… |
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彼らは その生き様で 証明した。 どんなに 深い絶望の中にも 希望はあるのだと。 ローネニウス |
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アルヴァンの書 | |||
『アルヴァンの書』と書かれた 本がある。 | |||
この本には アルヴァンの幼いころから 盟友を得て 不死の魔王を 倒すまでの物語が 詳細に書かれていた。 |
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最後のページには こう書かれている。 | |||
アルヴァンは 真の勇者だった。 彼の物語は 人々に 永遠の希望をもたらす。 導きの天使 ヒースフィム |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | D-6 | 本 |
日記 | 編集 | ||
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誰かの日記のようだ。 几帳面な字で キッチリと書かれている。 |
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前任者から 業務の引継ぎが 完了。 若輩者の僕が 祈願の神殿の管理者という大役を 任されるとは……身が 引き締まる思いです。 |
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さっそく業務に 取りかかろうと 思いましたが 今まで使っていた神殿は 老朽化がひどく これ以上の使用は 困難と言わざるを得ません。 |
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新しく 神殿を建てる必要が ありますが 従来の神殿のシステムでは 使い勝手が悪く 率直に言って 効率が悪い……。 |
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……僕が 長年 研究を進めていた 下界の人々の 幸せと感謝のメカニズム。 これを 祈願の神殿に 応用できるとしたら? |
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この仮説が実現すれば 効率的に 大量のエネルギーを 確保することができる。 天星郷のエネルギー事情も 一気に解決できます。 |
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古い慣習に いつまでも 縛られる必要もない。 さっそく 企画書をまとめ 天使長に 提出することにしましょう。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 中層 クリュトスの家 | G-6 | 本 |
世界を守護する天使 | 編集 | ||
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『世界を守護する天使』という本だ。 | |||
女神が お創りになった 世界を守護する…… それこそ 我ら 天使の使命。だが はるか昔 その在り方は 今とは 違っていた。 |
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かつて 天使は 人と共にあった。 下界に降り 人々が暮らす集落を守護し 彼らを 陰ながら 見守っていたという。 |
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人々は その存在を 守護天使と呼び 崇めたてまつり 感謝の祈りを捧げていた。 |
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その感謝の心は 大いなるチカラを秘めた 結晶となり これを回収することは 天使の使命であった。 |
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天使は いずれ来たる 救いの日のため 集めた感謝の結晶を 母なる世界樹に捧げたと 伝えられている……。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 上層 クリュトスの家・2階 | G-6 | 本 |
星導秘録 | 編集 | ||
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『星導秘録』という 導きの天使による報告書だ。 過去に 天星郷への導きを断念した 英雄候補に関する報告が 記されている。 |
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ヴェリナード王国 最後の男王 ラーディス。 武ではなく 智をもって 国を治めた王である。 |
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波紋の音叉を造りあげ 加護の歌のチカラによって 未来永劫にわたって ウェナ諸島全域の安全を 確立したことは 偉業と称えられるだろう。 |
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先人の遺産の助けがあったとはいえ これは 彼の長年の研究による 知識と技術無しには 成しえないものであった。 |
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だが 彼は それに没頭するあまり 愛娘が みずからの人生を犠牲とする 悲しき道を選んだことに 気づかなかった。 |
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ウェナ諸島を襲った 暴君バサグランデに対して 有効な手を打てず 被害の拡大を招いたことは 彼の落ち度と 言わざるを得ないだろう。 |
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よって 我ら 星導課は 英雄候補として 彼を推挙する件について ここに 白紙撤回を決定するものである。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 中層 ユーライザの部屋 | E-5 | 本 |
3 | 編集 | ||
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タイトルが 表紙にない本がある。 著者の名前も 見当たらないが 『3』……とだけ 番号が記されている。 |
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赤い霧を突破するための 防毒用の薬が やっと 完成し 私は ふたたび 神代の遺構の奥へと 向かった。 |
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ひとつの廃屋で 植物……を見つけた。 鉱石のような見た目でありながら まるで 生きているかのように 脈を打っている。 |
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とつぜん 植物になっていた実から 触手のようなものが伸び 私に 向かってきた。 危険を感じた私は その場から 逃げてしまった。 |
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後に聞いたウワサでは この場所で 天使の死体が 発見されたらしい。 あやうく 私も 同じ憂き目にあうところだった。 |
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……あの植物は なんだったのか。 神都では 見たことのないものだ。 生きている鉱石など あるわけがない。 |
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いや。逆かもしれない。生きている植物が 鉱物のように変えられた可能性は ないだろうか? だとして そのようなことが 誰にできる? |
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……私は 思いだした。 女神ルティアナと戦った 異界滅神の存在を。 |
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我々を この世界に招いたのは 女神ルティアナでは なかったのかもしれない。 やはり 天使とは……。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 中層 ユーライザの部屋 | E-5 | 本 |
星導秘録 | 編集 | ||
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『星導秘録』という 導きの天使による報告書だ。 過去に 天星郷への導きを断念した 英雄候補に関する報告が 記されている。 |
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ヴェリナード王国 初代王妃アリアが死去した際 彼女の魂を 天星郷へ招くべきではとの 提案があったが これは 一笑に付された。 |
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長きに渡る ウェナ諸島の戦乱を平定し 統一国家を樹立した アリアの功績は その実 大部分が 姉リナーシェによるものである。 |
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ましてや すでに 魂を回収済みである リナーシェの歌のチカラは アリアのそれを 大きく 凌駕するものだ。 |
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功績 能力 そのどちらを取っても リナーシェに及ばぬ アリアを 新たに 英雄として招く必要性は 皆無に等しい。 |
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もっとも その死の経緯から 天星郷への導きを 『ヴェリナードを守れるなら』と 受け入れた リナーシェの返答が 疑わしいのは事実だ。 |
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しかし リナーシェの死後 起こった出来事を 彼女に説明すれば 問題ないだろう。 |
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この説明役は リナーシェの導きの天使である アルビデが担うことを 決定事項とし 星導会議は 終了となった。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 上層 ゲゼルマインの家2階 | F-7 | 本 |
4 | 編集 | ||
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タイトルが 表紙にない本がある。 著者の名前も 見当たらないが 『4』……とだけ 番号が記されている。 |
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天使とは いったい なんなのか……。 私は ずっと 考えつづけていた。 そして ひとつの結論を 導きだしたのである。 |
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天使は アストルティアを 滅ぼそうとしている。 神化の儀で悪神が生まれたのも 計算尽くのこと。 その真実へ至るカギが (主人公名)の存在だ。 |
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天使たちの おこなっている計画は 本来 死した英雄の魂を 神と化す計画のはずだ。 なのに (主人公名)は 死者ではない。 |
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さらに 異界滅神との戦いで 活躍した人物かつ 大魔王の座に ついていた者でもある。 このことが 何を意味するかは 明白である。 |
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異界滅神を滅ぼしたとき (主人公名)は そのチカラと思念を受け継いだに ちがいない。 新たなる異界滅神の誕生と 言えるであろう。 |
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天使は それを 呼び寄せたのだ。 すべては このときのための仕込みに過ぎない。 我々は 初めから 異界滅神の手先だったのだ! |
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……真実に至ってしまった私は 遠からず この世から 去ることになるだろう。 そうなったときのため この書を残す。 |
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この書を見た者よ。私に代わり どうか この真実に 立ち向かってほしい。 真実への到達者 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 上層 ゲゼルマインの家2階 | E-7 | 本 |
ピラー管理日誌 | 編集 | ||
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へファニスの ピラー管理日誌のようだ。 当時のピラーの稼働状況を記した 図表の下に 几帳面な字で メモが書かれている。 |
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近頃ずっと 稼働率が 想定を超えています。 この状況が続いて 暴走が起こることなど 恐ろしくて 想像したくもありません。 |
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私の管理下にある 創世のピラーの事故で 天星郷の生活を 脅かすわけにはいきません。 ゲゼルマイン様に 早く対策を 提案しないと。 |
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あぁ 盟主ルティアナ様。 私に この危機を 乗り越えられるだけの 知恵を お与えください……。 |
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……こんな弱気な姿を 見せたら また クリュトスに 心配されてしまいますね。 もっと しっかりしなければ。 |
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それにしても 私が転生の花から 取り上げた 同胞が あのように立派に 育ってくれるなんて。 ここで 机を並べられる日が 待ち遠しいです。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 中層 民家 | F-7 | 本 |
その他
彫像 | 編集 | ||
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- 人間族 - 創世の七種族に属する 天使をもとに作られた 標準的な種族 |
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我々 天使と ほぼ同じ姿形だが 羽根は持たず 飛行能力はない 特筆すべきことのない 平凡な生物 |
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ストーリー進行後 | |||
- 人間族 - 創世の七種族に属する 比類なき勇気と 高潔なる精神を持つ |
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いかなる時も 希望を捨てず 苦難に挑み 命をかけて 信じる道を進む 真の英雄の名を 冠すべき種族 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | D-6 | 彫像 |
彫像 | 編集 | ||
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- ドワーフ族 - 創世の七種族に属する 小柄な骨格と 緑黄色の肌を持つ |
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過酷な 砂漠地帯に 適応したため 脂肪がつきやすい また 食料や財産をため込む習性を持つ |
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ストーリー進行後 | |||
- ドワーフ族 - 創世の七種族に属する 未来への あくなき情熱を持つ |
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現状に 甘んずることなく 未来を見据え 常に 新たなる挑戦を続ける 気高き意志を 抱きたる種族 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | D-6 | 彫像 |
彫像 | 編集 | ||
---|---|---|---|
- ウェディ族 - 創世の七種族に属する 背びれ 耳ひれと 青色の肌を持つ |
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温暖地に 生息するため 生存本能が薄く 自堕落な行動を好む 他種族より 遊泳能力が やや優れる |
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ストーリー進行後 | |||
- ウェディ族 - 創世の七種族に属する 優美なる姿と 慈愛の心を持つ |
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他者に対し 尽きせぬ愛情を注ぎ ときには 愛のため 人生すら捧げる 美しき心を そのまま姿に宿せし種族 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | C-6 | 彫像 |
彫像 | 編集 | ||
---|---|---|---|
- 竜族 - 創世の七種族に属する うろこの肌と 角を持つ 頑強な種族 |
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まれに ドラゴンに変身できる 個体が出現し 飛行能力を持つ これは 他種族にはない 特徴である |
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ストーリー進行後 | |||
- 竜族 - 創世の七種族に属する うろこの肌と 角を持つ 頑強な種族 |
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竜族について 我々 天使が知るところは 少ないが 他の 創世の七種族のように 優れたる資質を持つことは 間違いない |
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今後 竜族の研究と観察を 続け いずれ この展示の記述も ふさわしい内容に変更する予定である |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | C-6 | 彫像 |
彫像 | 編集 | ||
---|---|---|---|
- エルフ族 - 創世の七種族に属する 昆虫類の羽と 青紫色の肌を持つ |
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二足歩行で移動するため 羽は退化し 飛行能力を持たない 昆虫類に近いためか 木造住居を好む |
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ストーリー進行後 | |||
- エルフ族 - 創世の七種族に属する 叡智に裏付けされた 思慮深さを持つ |
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優れた知性に 溺れることなく 理と情を兼ね備えた 判断ができる まことの知を 宿したる種族 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | C-6 | 彫像 |
彫像 | 編集 | ||
---|---|---|---|
- プクリポ族 - 創世の七種族に属する カラフルな毛並みと 尖った耳を持つ |
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草原地帯で 外敵の目を逃れるため 草に隠れるほど 小柄に進化したとみられる 理解不能な言動を好み 支離滅裂 |
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ストーリー進行後 | |||
- プクリポ族 - 創世の七種族に属する 優れた直感と 柔軟なる精神を持つ |
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常識にとらわれず 本質を見抜くチカラと 他人に どう思われようとも 信念を貫く 孤高にして 自由なる種族 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | D-6 | 彫像 |
彫像 | 編集 | ||
---|---|---|---|
- オーガ族 - 創世の七種族に属する 頑強な骨格と 赤褐色の肌 ツノを持つ |
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雪原地帯 岩山地帯など 過酷な環境に耐え得る 分厚い皮膚を持ち 獣の皮から加工した 簡素な衣服を 好む |
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ストーリー進行後 | |||
- オーガ族 - 創世の七種族に属する 頑強な肉体と 無私の精神を持つ |
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猛々しい見た目とは うらはらに 心優しく 大義のためならば 身を捨てることも いとわない 頼もしき種族 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
神都フォーリオン | 下層 資料館 | D-6 | 彫像 |
- 最終更新:2024-03-08 00:34:44