錬金術師ゾーネスの栄光
本
錬金術師ゾーネスの栄光 第1章 | 編集 | ||
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『錬金術師ゾーネスの栄光 第1章』という本だ。 | |||
幼少の頃 たまたま触れた錬金釜が 光を放ち 釜の中の空気から 水を創りだしたことで 私は 錬金術師としての道を歩むことになった。 |
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以来 数十年……錬金術に魅せられ その秘奥を学び 自らも多くの成果を生みだして ついには 至高の錬金術師の称号を授かった。 |
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多くの人が 私のことを 偉大な成功者と呼ぶ。 しかし 今の私に 自分の人生への満足感はない。 私にあるのは 埋めようのない 渇きだけだ。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
不思議の魔塔 | 旅立ちの間 | B-3 | 本 |
錬金術師ゾーネスの栄光 第2章 | 編集 | ||
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『錬金術師ゾーネスの栄光 第2章』という本だ。 | |||
錬金術の究極の目的とは 何か? ある者は 鉛を黄金に変えることだと言い ある者は 不老不死の肉体を得ることだと言う。 |
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まったく バカバカしい! 無限の黄金など 道ばたの石ころに等しいし 無限の生は 人生の意味を ただ薄めるのみだ。 |
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黄金も 生命も 有限だからこそ光り輝く。 そもそも 富も時間も 目的を達成するための 手段に過ぎぬことに なぜ気づかないのか? |
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ものごとの本質を見ぬ者に わが渇きの理由は 決して 理解されないだろう……。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
不思議の魔塔 | 1階・酒場 | D-5 | 本 |
錬金術師ゾーネスの栄光 第3章 | 編集 | ||
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『錬金術師ゾーネスの栄光 第3章』という本だ。 | |||
私 錬金術師ゾーネスは 富と時間という 目的への道を走るため必要な ふたつの車輪を 今日まで ひたすらに 準備してきた。 |
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もはや わが渇きをいやすには 錬金術の究極の目的を 達成するしかないのだ。 そのためには 何を犠牲にしても かまわない! |
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私の考える 錬金術の究極の目的…… それは この世界の真理へと至り 全てを見通す 神の知識を手に入れることである。 |
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私の すべての財産と この先の命数を賭して 必ずや この目的をかなえてみせる! |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
不思議の魔塔 | 5階・酒場 | D-5 | 本 |
錬金術師ゾーネスの栄光 第4章 | 編集 | ||
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『錬金術師ゾーネスの栄光 第4章』という本だ。 | |||
神の知識を手に入れるなど 他人が聞いたら 私のことを 狂人だと思うことだろう。 私自身 そう思う自信がある。 |
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しかし さすがの私も 何の根拠もなく そんな妄想じみた目的を 持ったりはしない。 神の知識へ至る 手がかりはあるのだ。 |
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そのためには まず 必要なものをそろえねば。 私は ドワチャッカ大陸を訪れることにした。 ここで 才能ある建築家を 見つけだすのだ! |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
不思議の魔塔 | 10階・酒場 | D-5 | 本 |
錬金術師ゾーネスの栄光 第5章 | 編集 | ||
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『錬金術師ゾーネスの栄光 第5章』という本だ。 | |||
ドワチャッカ大陸に渡った 私は ガタラという町で 不敵な面がまえをした ひとりのドワーフ男と 知り合った。 |
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彼の名前は ドン・ビロンチョ。 才能と野心にあふれた 新進気鋭の建築家だ。 この男なら 私の依頼を果たせるだろう。 |
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ビロンチョは 依頼にふたつの条件を出した。 ひとつは 千年後まで残る仕事であること。 ひとつは 誰も経験していない仕事であること。 |
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いいだろう。望みは かなえてやる。 ただし お前の残りの人生は すべて もらうぞ! ……私は ニヤリと笑うと そう答えた。 |
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マップ | 部屋名 | 座標 | 種別 |
不思議の魔塔 | 15階・酒場 | D-5 | 本 |
- 最終更新:2015-07-18 12:35:06