王都ネクロデア跡

誰かの日記 編集
古びた 革の手帳がある。
どうやら 誰かの日記らしい。
少し クセの強い字で 書かれている。
さすがに 少し疲れている。
まさか ゼクレスを追放されるとは……。
王子のアスバルとも うまくやれそうだったのに。
ひさしぶりに 砂漠のねぐらへ戻ろうか
あのカタブツの 正論と説教が
今は やけに なつかしく思える。
そんなことを考えていたら
ばったりと 師匠と会った。
最後に会ったのは 50年ほど前だろうか。
師匠に頼み込んで 俺も 師匠の旅に
同行させてもらうことにした。
子供の頃のように。
ゼクレスでの失敗の理由
俺に 何が足りなかったのか……
この旅で 見つけられるといいのだが。
マップ 部屋名 座標 種別
王都ネクロデア跡 宿屋 G-5

誰かが残した手記 編集
誰かが残した 手記のようだ。
魔界では見ることのない オーグリード大陸で
使われている文字で 記されている。
木々は折れ 建物も 無残に壊されています。
あちこちに 亡くなったヒトが ほったらかしに
されたままに なっていました。
ネクロデアでも 戦争が あったのでしょうか?
なぜ こんなにも 殺しあうのでしょうか?
ここが 魔界だから?
あまりに かわいそうなので 亡くなったヒトを
どこかに 埋めてあげようかと 考えていたら
突然 背中に痛みが 走りました。
振りかえると 骨だらけの魔物が
僕を うつろな目で 見ていました。
背ビレごと ばっさりと 斬られたみたいです。
なんとか 王都まで逃げて この家に隠れました。
外に 魔物の気配は 感じませんが
代わりに 強烈な 寒気を感じます。
これを読むかもしれない アストルティアの誰か。
君だけは 懐かしい故郷へ 帰れるように
僕は 祈っ
文章は ここで 途切れていた……。
マップ 部屋名 座標 種別
王都ネクロデア跡   G-5

ネクロデア建国秘話 編集
『ネクロデア建国秘話』という本だ。
初代ネクロデア王の伝説が 書かれている。
昔々 片腕の男が 死地をさまよって
山道を歩いていると 大きな穴を見つけた。
深い穴の底からは 助けを求める声が響いた。
男は 今にも燃え尽きんとする 自分の命を
誰かを救うことに 使うと決めて
一歩を踏みだし 闇の中に すべてをゆだねた。
次の瞬間 男は 目を疑った!
深い穴と思われたもの…… なんと それは
魔力の輝きを帯びた 闇色の鉱石だったのだ。
「これなる神の石 ネクロダイトは
 死をも恐れぬ 勇気ある者に ふさわしい。
 これを用い 剣をきたえ 誇り高き国を育てよ」
男は 導きの声を 暗鉄神ネクロジームとあがめ
神の恩に報いるため 必死で 生きのびた末に
誇り高く信心深い 堅牢な国を築いたという。
マップ 部屋名 座標 種別
王都ネクロデア跡   F-7

驚異の鉱石 暗鉄鉱ネクロダイト 編集
『驚異の鉱石 暗鉄鉱ネクロダイト』という本だ。
宝石以外の鉱物は 魔力を帯びにくい性質を持つが
我が領土で発掘される 闇色の鉄鉱石
ネクロダイトは 例外的に 強い魔力を宿す。
我らの祖先は ネクロダイトの特性に
最も適した加工をおこなうべく 試行錯誤を重ね
ついに 魔術を施した 特別な溶鉱炉を開発した。
7つの穴 それぞれに ネクロダイトをはめ込み
燭台に点火すると 翠緑の炎が燃え上がり
闇色の鉱石が 銀色の湯のように溶けていく。
精錬されたネクロダイトを 熟練の鍛冶職人が
何日もかけて鍛えると しなやかで強靱な鋼となり
美しい輝きを 放つようになるのだ。
持ち主が強い魔力を込めて ネクロダイトの武器で
斬りつけると 斬られたものは 一時的に鉄と化し
接触し続けていれば 永久に鉄塊化する。
どんな魔法でも成し得ない 唯一無二の特性を持つ
暗鉄鉱ネクロダイトと その特殊な鍛冶技術は
魔界中の羨望を集めて やまないのである。
マップ 部屋名 座標 種別
王都ネクロデア跡   G-7

ネクロデア武官の日誌 編集
ネクロデア王国に仕える 武官が記した
日誌のようだ。
先の議会で モルゼヌ王が 懸念されていた通り
山脈をへだてた隣国 バルディスタ要塞には
最大限の警戒が 必要であろう。
というのも 気になるウワサを 耳にしたのだ。
バルディスタの幻術師 ゾブリス将軍が
独断で 軍を動かしている……と。
一時は 次期魔王とも目されていた人物だ。
魔王ヴァレリアに勝る 武功を立てんと
他国への侵略を 活発化させる おそれもある。
しかし いたずらに 不安がる必要はない。
これまで 何度も バルディスタに攻められたが
その都度 勇猛果敢な我が軍が 退けてきた。
我らに ネクロジームの加護がある限り
未来永劫 どんな敵にも 屈しはしない!
誇り高き 我が祖国に 栄えあれ!
マップ 部屋名 座標 種別
王都ネクロデア跡   E-7

報告書 編集
誰かが書きのこした 報告書だ。
200年前のネクロデアと 諸外国との
交易について 記されている。
ネクロデア王国にとって 交易・外交の面で
最も つながり深いのは
ジャリムバハ砂漠にある 一部の小国家である。
彼らと うまく付き合うには コツが必要だが
契約にきびしく 等価交換を原則とする
商売の姿勢は 信頼性が高いといえよう。
彼らと 鉱石や武具の 取り引きをすることで
遠方の地 ゼクレスやゴーラの 得がたい産物を
入手することが できるようになったのだ。
ただし ザード遺跡の各所に 物資を狙う野盗が
潜んでいるため 隊商を動かす時間帯 および
交易路の決定には 慎重な検討を要する。
マップ 部屋名 座標 種別
王都ネクロデア跡   D-5


その他

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○○は 壁に刻まれた文字を読んだ。
寝つきをよくする 添い寝は いかが?
死よりも 深い眠りを あなたに。
                店主ヒュードロ
マップ 部屋名 座標 種別
王都ネクロデア跡 宿屋 G-5 その他

???? 編集
○○は 壁に刻まれた文字を読んだ。
        ああ ゾブリスさま。
      どんなに 言葉を尽くしても
    あなたの美しさは たたえきれない。
   ゾブリスさま ゾブリスさま ゾブリスさま
   ゾブリスさま ゾブリスさま ゾブリスさま
  ゾブリスさま ゾブリスさま 愛しています!!
マップ 部屋名 座標 種別
王都ネクロデア跡   E-7 その他

墓標 編集
立派な墓標だ。
「ネクロデアの王 ここに眠る」
……と 刻まれている。
マップ 部屋名 座標 種別
王都ネクロデア跡 王家の霊廟 B-5 その他


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  • 最終更新:2020-05-31 02:29:00

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